キャリアコンサルタントの「論述試験」は公式の模範解答がないため、対策に悩む方も多いのではないでしょうか。
・論述試験の具体的な勉強方法がわからず、手が止まっている方
・なるべく効率的に論述対策を進めたい方
・「CC協議会」で受験を予定している方
こんな方に向けて、実際に第29回試験合格までの勉強記録をもとに記事を書いています。
「リアルな実体験」をベースにしつつ、「試験が終わって振り返ってみて、最初からこの順番で勉強すればもっとラクだった!」という【パワーアップ版の勉強法】を公開します。
論述を点数を稼げる科目に変えるために、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
論述試験の概要と合格ライン
キャリアコンサルタントの論述試験の概要は下記の通りです。
形式:事例記録を読んで、設問に記述式で解答する
試験時間:50分
合格基準:50点満点の40%以上の得点
論述試験は50点満点中、最低でも20点以上取ることが必須条件です。
論述の勉強方法
論述試験の勉強方法は下記の4ステップで進めていました。
1:基本の型(解答方法)を理解する
2:過去問を1回分解いて、解答例と比較する
3:過去問と練習問題を解いて、解答例のポイントをまとめながら自分の型をつくる
4:時間を図って初見の問題を問題を解く
それぞれの内容を詳しく書いていきますね。
基本の型(解答方法)を理解する
前提として論述は実技試験であり、面接と同様に本質的にはキャリアコンサルタントとしての姿勢や技術が問われています。
ただ、文章で解答する試験形式であり、設問の予想がつくことから、「解答方法の基本的な型」を知っておくと時間内に解答しやすくなります。
基本の型の考え方
例えば、設問1は「事例記録を手掛かりに」相談したい内容は何ですか?という問題です。
そのため、事例記録に書いてある相談内容について、引用を用いながらまとめるようにする、という基本の型があると考えられます。
このような基本の型は、養成講座や参考書などでも教えてくれる内容なので、まずはこの基本をおさえたいですね。
過去問を1回分解いて、解答例と比較する
試験団体ごとに公式HPに3回分の過去問が掲載されています。(公式HPに模範解答は公開していません)
過去問または参考書の問題を時間は気にせず、まず1回解いて解答例とご自身の解答を照らし合わせてみます。
初回は、まず基本の型を思い出しながら、面談で重要だったのはここだな、と考えながら書いていくといいですね。
私は普段手書きをする機会が減っていたこともあり、文章を書ききるだけでも疲れてしまいました。
最初は気負わず書いて、解答例との違いを感じるだけでOKかと思います。
過去問と練習問題を解いて、解答例のポイントをまとめて自分の型をつくる
記述式であり問題数をこなすのが1つのポイントなので、可能なら15問~20問位は問題を解いて解答と照らし合わせる練習がおすすめです。
問題を解いた後は、解答例と見比べる時間を取るようにしていました。
・何も見ないで基本の型に沿って書けていたか
・文字数を満たしており、(特にキャリアコンサルタントに関連の深い)誤字脱字は無いか
・面談同様に相談者に寄り添うように書けていたか
・定型文だけではなく、相談内容に合った内容になっていたか
・解答例の軸となる内容が書けていたか
このように解答例と自分の解答のズレを見ていきました。
解答例をもとに設問ごとに自分の型を作ることで、解答がしやすくなります。
時間を図って初見の問題を問題を解く
何問か問題を解いて理解が深まったら、時間を図って初見の問題に挑戦します。
手書きで50分以内に書ききるのは以外と大変です。
時間切れを防ぐためにも、「下線を引く場所を決める」「軽くメモしておく」など、自分の中で効率的に書くための方法を知っておくと書きやすくなります。
論述試験の注意点:テンプレだけで解答はNG
忙しくて対策時間が少なくなりがちなのが論述対策かと思います。
そのため、テンプレで乗り切りたくなりますが、実技試験であることを踏まえるとキャリアコンサルティングの視点を踏まえて書くことが大切です。
「自己理解不足である」「コミュニケーション能力の不足」といったテンプレだけでなく、どの言動から読み取ったのかなど、あくまで事例記録の文章を面談と捉えて読み解くように意識していけるといいですね。
まとめ:論述試験は「自分なりの型」と「相談者への寄り添い」で突破しよう!
ここまで、キャリアコンサルタント論述試験(CC協議会)の勉強方法について解説してきました。
論述試験は、足切りである「20点」を確実にクリアし、安全圏の「30〜35点」を狙うことが目標です。
そのためには、暗記した定型文やテンプレをただ埋めるだけの解答ではいけません。
目の前の事例記録を「実際の面談」だと思って、相談者の言葉の背景にしっかり寄り添うこと。
これこそが、実技試験である論述で最も求められているキャリアコンサルタントとしての視点です。
最初は「50分で手書きなんて無理!」と思うかもしれませんが、練習を重ねれば必ずコツが掴めます。
今回の記事が、少しでもあなたのお役に立てば嬉しいです。
本番で実力がしっかり出し切れるように、体調に気をつけて学習を進めていってくださいね!応援しています!