「資格を維持するのに結構お金がかかるって本当?」「更新費用で10万円以上かかるって聞いて不安…」と悩んでいませんか?
私も悩んでいた一人で、「将来の更新に向けて、今のうちに正確なお金と免除のルールを知っておきたい!」と思い、公式等の情報を調べてわかりやすくまとめました。
この記事を読むことで、キャリアコンサルタントの「維持費・更新」に関する次の悩みが解決できます。
・5年間でかかる費用の総額と内訳
・講習費用を免除して安くする3つの方法
・万が一、更新手続きが間に合わなかった時のリスクと救済措置
・迷わずできる!オンライン更新手続きの簡単5ステップ
賢く資格を維持する方法を解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ズバリいくら?キャリアコンサルタントの維持費(更新費用)の総額と内訳
| 項目 | 内容・時間 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 更新手数料 | 登録センターへ支払(必須) | 8,000円(非課税) |
| 知識講習 | 8時間以上の受講 | 約10,000円〜20,000円 |
| 技能講習 | 30時間以上の受講 | 約80,000円〜100,000円 |
| 合計 | 5年間の総額目安 | 約10万〜12万円前後 |
キャリアコンサルタント資格を維持するための総額は、5年間で約10万円〜12万円が目安です。
国が定めたルールの通り、定期的に講習を受けて知識をアップデートする必要があるからです。
費用の内訳としては、「知識講習」「技能講習」「更新手数料」の3つに分けられます。
一括払いではなく有効期限内に計画的に支払い可能
「えっ、12万円もかかるの?」と少し驚いてしまうかもしれません。
でも、この費用は一度にまとめて支払うわけではありません。
5年間の有効期限内で少しずつ受講を進められるため、負担を分担することができます。
まずは、それぞれの詳しい金額を順番にチェックしていきましょう。
知識講習の受講料(目安:約1万〜2万円)
知識講習にかかる費用の目安は、おおよそ1万円〜2万円です。
資格を取った後も、労働に関わる法律の変化や、最新の求人市場の動向をしっかり把握しておく必要があるからです。
更新手続きを完了するには、国が指定している講座を「8時間以上」受講しなければいけません。
スクールによって8,500円〜35,000円と少し幅がありますが、目安として平均16,000円前後になります。
会員向けの割引価格を用意している団体もあるので、上手に活用したいですね。
技能講習の受講料(目安:約10万〜12万円)
実践的な面談スキルなどを磨く技能講習には、トータルで約8万円〜10万円ほどがかかります。
多様化する相談者さんの悩みにしっかり寄り添うため、「30時間以上」の十分な訓練が求められるからです。
この講習の利点は、自分の得意分野や伸ばしたいスキルに合わせて、好きな科目を自由に選べる点です。
たとえば、「8時間・2万円」の講座を4回受けて、合計30時間の条件をクリアすることもできます。
現在500種類以上の講座があるので、ご自身のペースや予算に合ったものを5年間で計画的に選んでみてくださいね。
国に納める「更新手数料」(一律8,000円)
スクールに払う講習代とは別に、一律8,000円の「更新手数料」が必ずかかります。
これは、国家資格の登録名簿に自分の名前を引き続き載せてもらうための、事務手続き費用です。
受講するスクールに関係なく金額は固定で、消費税がかからない非課税となっています。
支払う相手はスクールではなく、資格を管理している「キャリアコンサルタント登録センター」です。
更新申請をするタイミングで、案内された指定口座へ振り込む流れになります。
誰もが必ず支払う固定費なので、あらかじめ更新の予算として覚えておくと良いですね。
そもそもなぜ高い維持費がかかる?キャリコン資格は「5年ごとの更新」が必須!
キャリアコンサルタントは資格の信頼性を保ち続けるため、法律で「5年ごとの更新」が義務づけられています。
具体的には、名簿への登録日から5年間のうちに以下の条件をクリアする必要があります。
知識講習を8時間以上受講する
技能講習を30時間以上受講する
有効期限満了の「90日前〜30日前まで」に申請手続きをする
このように、定期的な講習の受講が必須ルールとなっているため、どうしても維持費がかかってしまいます。
常に最新の知識とスキルを保つ「ブラッシュアップ」のため
なぜ時間とお金をかけてまで講習を受けるのかというと、知識とスキルを常に最新の状態に磨き上げる(ブラッシュアップする)ためです。
労働環境や、雇用に関わる法律は毎年のようにどんどん変化しています。
もし資格を取った当時の古い知識のままだと、目の前の相談者さんに適切なアドバイスができなくなってしまいます。
だからこそ国が、「この人は最新の学びを続けているプロですよ」と品質を保証するために、講習を必須にしているんですね。
高い維持費を安く抑える(講習を免除する)3つの方法
10万円以上かかることもある更新費用ですが、実は特定の条件を満たすと安く抑えられます。
国が定めている「免除(充当)制度」をうまく使えば、講習を受ける時間と費用を大きく減らすことができるんです。
これから3つの免除ルートをご紹介します。
方法①:上位資格(技能検定1級・2級)に合格して全額免除を狙う
上位資格である「技能検定1級・2級」に合格すると、更新講習が大きく免除されます。
難関試験を突破することで、十分な専門性があると国から認められるからです。具体的には以下のような免除が受けられます。
名簿登録後に1・2級合格: 次の更新時に、知識・技能の両講習が「全額免除」
※技能検定合格後5年以内の更新時のみ
1級に合格: 次回以降、毎回の「技能講習(30時間)」が免除
難易度は高いですが、スキルアップしながら維持費をゼロにできる一番お得なルートです。
ただし、登録前に2級を持っていた場合は対象外なので注意してくださいね。また、免除に当てはまった場合でも、更新続きは必要です。
方法②:要件を満たす「実務経験」を積んで技能講習を免除(充当)する
実際にキャリア相談のお仕事をしている方は、技能講習の時間と費用を減らすことができます。
現場でのリアルな経験が、実践的な学び(技能講習)の代わりとして認められるからです。
普段の業務時間が、「最大10時間分」まで講習に充当されます。対象となる実務には以下の条件があります。
・対象者が「労働者」(求職者や就活生もOK)
・職業選択やスキル向上に関する相談であること
・「1対1」または「少人数(6名以内)」の面談
授業の運営などは対象外ですが、普段から相談業務をしている方には一番身近な節約方法ですね。
方法③:1級技能士(熟練者)から指導を受けて時間を充当する
1級技能士の大先輩から実務指導を受けた時間も、証明書を用意すれば「最大10時間分」まで講習に充当されます。
熟練のプロからの具体的な個別指導は、講習と同じくらい価値が高いとされているからです。
自分が担当した実際の事例をもとに、1対1や少人数でアドバイスを受けることが条件になります。
免除における注意点
免除制度においての注意点は、「②の実務経験」と「③の指導」は、合計して【最大10時間まで】しか免除されない点です。
| 免除(充当)の方法 | 認められる時間 | 備考 |
|---|---|---|
| キャリアコンサルティングの実務経験 | 実際の従事時間 | 2つ合わせて 「最大10時間」まで |
| 1級技能士からの実務指導 | 指導を受けた時間 |
※技能講習30時間のうち、最大10時間分をこれらの経験でカバーできます。
合計20時間にはならない点にご注意ください。
時間の規定はありますが、維持費を節約しつつ、現場のリアルな悩みをプロに直接相談できるので、スキルアップを目指す方におすすめの方法です。
もし維持費を払わず「更新しない」とどうなる?間に合わなかった場合のリスク
更新手続きをせずに期限を過ぎてしまうと、せっかく取った資格が「失効」してしまいます。
法律で決められた5年間の有効期限が切れ、国家資格の名簿から名前が消えてしまうからです。
維持費が高いからといって放置すると、これまで積み上げてきた努力が一旦ストップしてしまいます。
自分の大切なキャリアを守るためにも、「うっかり忘れていた!」ということがないように期限の管理には十分注意したいですね。
「キャリアコンサルタント」の名称が使えなくなる(名称独占の喪失)
資格が失効して一番困るのは、「キャリアコンサルタント」と名乗って活動できなくなることです。
この資格は、名簿に登録されている人だけが名前を使える「名称独占」というルールがあるからです。
もし失効してしまったら、名刺やSNSのプロフィールに書いている肩書きも使えなくなってしまいます。
プロのキャリア支援者として安心して活動を続けるためにも、期限内の更新は必ず済ませておきましょう。
うっかり期限切れ!更新が間に合わない時の対応策と救済措置
「もし失効したら、また難しい試験からやり直しなの!?」と不安に思うかもしれませんが、基本的には「新規登録」という形で復活できる救済措置があります。
復活するための条件は、状況によって以下のように変わります。
| あなたの合格時期 | 復活するための条件 | 試験の受け直し |
|---|---|---|
| 合格から5年以内 | 追加講習なしで新規登録OK | 不要 |
| 合格から5年以上経過 | 知識8h+技能30hの講習を修了 | 不要 |
| 2016年3月以前に合格 | 講習だけでは復活不可 | 必須(再受験) |
手続きはマイページではなく「郵送のみ」となりますので、まずは公式の要件チェッカーで自分の状況を正確に確認してみてくださいね。
※救済措置についてキャリアコンサルタントWEB登録センターの内容をもとにご紹介してはおりますが、必ず下記のHPで内容のご確認をお願いします。
国家資格キャリアコンサルタントWEB登録センター:申請要件チェッカー
迷わず完了!キャリアコンサルタント更新手続きの簡単5ステップ
更新には決まった受付期間があり、早すぎる申請も遅すぎる申請もできません。
有効期限の「90日前から30日前まで」という短い期間にすべてを済ませる必要があります。
大切な資格を途切れさせないよう、全体の流れを一緒に確認していきましょう。
STEP1:現在の「有効期限(更新日)」をチェックする
最初に行うべきことは、お手元の登録証を見て「有効期限」を確認することです。
更新の申請ができるタイミングは、満了日の90日前から30日前までの約2ヶ月間です。
まずはスケジュール帳やスマホのリマインド機能に入れて、申請忘れを防ぐ工夫ができると良いですね。
STEP2:計画的に更新講習を受講し、修了証を受け取る
次に、必要な講習をすべて修了して「修了証」を手元に揃えましょう。
オンライン申請時に、受講したことを証明する画像やPDFのアップロードが必須です。以下の2種類の講習を、計画的に受講しておくことが条件となります。
知識講習(8時間以上)
技能講習(30時間以上)
受講から修了証の発行まで数週間かかるケースもあるため、余裕を持って動くのがコツです。
また、同じ期間内に全く同じ講座を2回受けてもカウントされないので注意してくださいね。
STEP3:専用マイページから更新申請の情報を入力する
書類が揃ったら、専用のマイページから申請情報を入力していきます。
画面の指示に従って、住所や勤務先の変更がないかを確認し、用意した修了証のデータをアップロードします。
郵送での申請も可能ですが、オンラインなら進捗状況もすぐに確認できて安心ですね。
STEP4:オンラインで更新手数料を支払う
データの入力が終わったら、更新手数料の8,000円をオンラインで支払います。
この支払いが完了した時点で、ようやく正式な申請として受理される仕組みです。
STEP5:審査を待ち、新しい「登録証」を受け取る
すべての手続きを終えたら、審査結果と新しい登録証の到着を待ちます。
登録センターでの審査には、通常4週間から2ヶ月が目安です。
審査が無事に終われば、新しい有効期限が書かれた登録証が自宅に届きます。
古い登録証は個人情報に気をつけて自分で破棄すれば、これで更新作業はすべて完璧です!
更新講習はいつ頃から受け始めるべき?
講習の種類によって、受講にベストなタイミングは異なります。
公式のルールを踏まえると、以下のようにスケジュールを組むのが理想です。
技能講習(30時間): 5年間で計画的に、毎年少しずつ受講を進める。
知識講習(8時間): 最新の法律などを学ぶため、「更新直前の1年間」に受講する。
知識講習は最新情報を取り入れる性質上、国からもあえて期限ギリギリに受けることが推奨されています。
ただし、「いざ直前に受けようと思ったら満席だった!」というトラブルには注意が必要です。
実際に受講するのは更新の直前でも、どんな講習をいつ受けるかの「計画」だけは早めに立てておきたいですね。
まとめ:賢く維持費を抑えて、あなたらしいキャリア支援を続けよう!
今回は、キャリアコンサルタント資格の「維持費」や「更新の仕組み」について詳しく解説してきました。
少し複雑な制度ですが、この記事で一番お伝えしたかった重要なポイントは以下の4つです。
・維持費の総額は約10万〜12万円。でも5年間で計画的に分散できる
・「実務経験」や「上位資格」を活用すれば、講習費用や時間を節約できる
・知識講習は「直前の1年」に、技能講習は「5年間で少しずつ」受けるのが理想
・万が一失効しても救済措置はあるが、早めの計画と手続きが大切
「10万円」という金額だけを見ると、どうしても負担に感じてしまいますよね。
ですが、せっかく手に入れた国家資格。ぜひ免除制度やオンライン講習を上手に活用して、無理なく賢く更新を進めてくださいね。
キャリア支援の道でご活躍されることを応援しています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。